丘陵を望む中二階リビングの家
地鎮祭
天気にも恵まれて、滞りなく祭事を終えることができました。
いよいよ工事が始まります。
基礎鉄筋工事
基礎の配筋検査が完了しました。
コンクリートを打設すると見えなくなってしまう部分であるため、図面通りに鉄筋が施工されているかチェックします。
綺麗に配筋されているのが写真で伺えます。
基礎
今回もスキップフロアになるので、基礎から少し変わっています。
全体の高さを上げればいくらでも簡単な設計はできるのですが、
やはり美しくありません。
見た目のバランスも考えながら、より良い設計をしていくのが肝要かと思われます。
構造材
構造材の一部を棟上げに先立って大工の手により仕上げていきます。
上棟
通り雨に見舞われましたが、無事に棟上げが行われました。
タイトル通り、丘陵が望める素敵な家が出来そうです。
これから屋根工事へと移ります。
屋根工事
屋根工事が完了しました。
ガルバリウム鋼板で葺いた屋根は軽やかでシャープな印象です。
フローリング
フローリングを張り始めました。クルミの無垢のフローリングです。
軒天
外部軒天の仕上げを行っています。
桧の羽目板です。
断熱工事
断熱材を隙間なく敷詰めます。
外壁仕上
焼き板を施工中
アクセント壁
構造的にも空間構成的にも重要な壁を仕上げていきます。
材料は無垢のレッドシダーです。
レッドシダー
米杉とも言われます。アメリカ産の杉との意味ですが。杉属では無いです。
米松、米栂など日本の材料の頭に米を付ける材料が多々ありますが、
木目が良く似ているので、その名前が付いちゃってる事が殆どです。
よく使われる桧、杉、松、欅、等はパッと見ればわかりますが、
銀杏、桜、栃、楢、楓、様々な雑木も使うのですが、産地や樹齢で色も木目も個性がバラバラ
なので「楢のフローリング」と書かれていても、日本の楢によく似た木目、色、の材料な事がほとんどです。
ぬけ感
中二階から二階への階段。
段板だけの階段なので、スケスケです。
些細な部分ですが、空間に一体感がでますね。
墨
天井部分に墨がついています。
下地がここに必要ですよ、という印。
「墨壺」は遠い昔はエジプト発生の道具らしいです。
当然「墨」では無く、「チョーク」だったそうですが。
そんな時代から使われ続けていると思うと感慨深いです。
天井板
天井の桧羽目板の施工が完了しました。
外部、軒裏天井まで仕上が繋がり、その先には山の緑が見えるようになります。
左官工事
仕上のモルタル下地を施工中
スキップフロア
中二階へあがる階段が完成しました。
スキップフロアとすることで上下の空間が緩やかに繋がっています。
繋がりの邪魔をしないように手摺は金属製とすることで薄く見せています。
大工工事完了
道具や材料も片付き、広々としております。
これから仕上工事に移っていきます。
外壁仕上
優しい色相に仕上がりました。
外壁の吹付塗装も完了し、後は足場の解体を待つのみです。
アクセント壁
玄関の壁を仕上げています。
トラバーチンのようなテクスチャがアクセントとなっています。
足場が取れました。
外壁の焼き板、吹付塗装、漆喰のコントラストが効いています。
前面道路から室内が覗かれないように窓の設計をしているのが分かります。
内装工事
クロス工事が完了し、照明器具も取り付きました。
どんどん完成に近づいております。
ウッドタイル完成
トイレの壁のウッドタイルが完成しました。良いアクセントになっています。
リビングとダイニング
リビングとダイニングは大きなFIXが3ヶ所あるので自然光がたくさん入ってくる設計になっています。
洗面化粧台
タイルが張り終わりました。
毎日使うところなので、吟味して選んだタイルです。
完成間近
養生が取れました。
これから美装をして、手直し工事が終わればいよいよ完成です。