モノトーン和モダンの平屋住宅
再び平屋
先日基礎が完成した現場に引き続き今回も平屋の建物になります。
総二階の建物と違い基礎面積も大きいので、基礎屋さんはなかなか大変。
墨だしも複雑になりがちですが、手早く済ませて鉄筋、枠組にかかっていきます。
土間コンクリート
基礎作るのに一番コンクリートの量が必要なのがこの部分。
鉄筋をくみ上げて配管、検査をしてのコンクリート打設。
どの工程もですが、特にやり直しのきかない作業です。
天気の様子を気にしながら進みます。
全景
瑕疵保証に必要な基礎の全景写真。
綺麗に施工できてますよ。という位のものですが必要です。
上棟に向け順調に進めております。
続土台敷き
平屋の土台敷きは少し気が遠くなります。
全体をほぼ水平にしなければならないので、なかなか進みません。
しかも同じ作業の繰り返し。
大事な部分なので慎重に。
上棟
お昼から雨が降りそうな予報でしたが。昼までには何とかなるだろうと思い。
大工さんと相談し工事にかかりましたが。
予報がどんどんずれ込み、結局雨が降り始めたのは夕方でした・・。
良い方向に天気がずれてくれて良い棟上げ日和になりました。
包む
雨が少し気になる時期。
少々雨にぬれても問題は無いのですが。
できれば防ぎたい所。
屋根も壁もスッポリ覆い隠してしまいます。
屋根を葺く
軽く丈夫な板金屋根。
見た目も薄く、軽やかです。
建具枠
既成建具の枠がはいって来ました。
こちらで作るの場合だと自由になるのですが、既成品になるとそうはいきません。
図面で寸法は確認できるのですが、実物が有った方が安心なので、入れています。
こういった現場は段取りが忙しいです。
断熱施工
グラスウールを敷きつめています。
綿状の断熱材で、比較的古くからある建材です。
昔の物は細かい繊維が刺さって痒くなっていましたが、
現在の物はかなり軽減されています。
天井用
このパンパンになっている物は天井用の断熱材。
こちらも繊維状ですがグレードは良いです。
屋根面はダイレクトに太陽光を受けるので、断熱はしっかりと。
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ナラ
ナラのフローリング。
どちらかというと堅めの床材で、傷はつきにくいですが、少し冷たいです。
広葉樹独特の杢で高級感のある床材です。
サイディング
なんば建築としては施工する機会が少なく、施工の度に「どうだったかな?」と考えなおす外装材です。
昔と比べたら本当に色々な種類があり、まるで本物の様な質感。
軒天
軒天材を搬入してきました。
外部の屋根の下側になる部分です。
桧の無地、節の無い非常に良い物です。
風呂の裏側
だいたい家の隅に追いやられるユニットバス。
そんなお風呂の裏側です。
配管部材や断熱材がチラリと覗く
マジマジと見る機会の少ない部分です。
天井貼り
大工さんによって進め方はまちまちですが。
ここの大工さんは天井から先にしていくようです。
構造材が絡みつつなので少々苦戦しておりました。
軒
軒裏が仕上がりました。
節有の材料だと遠慮なく貼れますが、
これだけ節の少ない材料になると大工さんも慎重になります。
仕上りが美しいですね。
梁の見える
昔の大引き天井を感じられる空間。
ただ貼り付けているだけではありません。
ちゃんと構造材は機能しております。
全景
軒天が無垢で壁がサイディングと、不思議なマッチング。
あとは格子が出来れば外は完成なのですが、取りあえず内部を進めます。
細い
物入れの様な通路の様な。
不思議な空間。
カウンター!
まだタイル工事が終わっていませんが。
トイレのカウンター。
下地の段階パッとしませんが。
タイルを張ると映えます。
ニッチ!
玄関ニッチ。
この中にもタイルをはります。
タイルとは言え瓦を同じ製法のタイル。
触るとゴツゴツしており、荒々しい部材です。
乞うご期待。
床の間?
大壁の中にある、床柱と落とし掛け。
普段は柱の見える真壁の床の間ですが、
スッキリしていてこれはこれで良い雰囲気。
黒く
クロス屋さんが来る前に色々塗装していっております。
家具にウレタン塗装したり、色付けしたり。
照明ボックスも黒色へ。
凹凸が際立ちますね。
そして床も
黒く塗装。オスモの床用塗料なのですが、塗膜が厚いせいかよく滑る。
よく塗料を吸い込む木なので綺麗に仕上がっております。