中庭・土間・出格子が織りなす町屋住宅
祝・上棟!
本日はお日柄も良く上棟を執り行いました。
大工勢には嬉しいうす曇りでの上棟。お施主様もご家族で見守る中、無事、棟も上がり安全に終えることが出来ました。
これからも安全第一で進行してまいります。
本日はおめでとうございます。
コーディネーター田中でした。
【外部】大屋根の下地組み
本日は、天候も良く、大工さんは大屋根の下地組をしています。
化粧材もあるので、慎重に作業を進めております。
下地が終われば、断熱も入れて大屋根仕舞に向けて作業していきます。
雨も続く季節です。
しっかり丁寧に屋根仕舞をしていきます。
【外部】大屋根の断熱施工
断熱材も入り隙間をしっかりと機密処理していきます。
浮きや隙間が出来ないように、丁寧に作業しております。
【外部】大屋根のルーフィング施工
月曜日から雨との情報です!
大工作業も完了し、大屋根にはルーフィングを敷きました。
大屋根を終えた大工さん、次は下屋根の作業をしていきます。
まずは、北側から施工開始です。
【外部】下屋根の下地組み
雨降りませんね!!ヽ(^。^)ノ
これなら、外仕事ができます。
まずは、外壁面材の施工します。
面材の後は、垂木を掛ける為、『掛け』を張り付けて垂木を流していきます。
天候に左右される外部ですが、安全に・丁寧に作業しています。
【室内】窓台・まぐさ
本日の現場では、サッシを取り付ける前の窓台取り付けをしております。
サッシ寸法が決まっているので、『幅』・『高さ』をしっかり確認して材料を加工して取付します。
【外部】1階の外壁面材施工
1階にも外壁面材の施工が完了しました。
写真は、内側から撮ってます。
次の室内作業では、『柱・間柱』『間柱・間柱』の間に、断熱施工していきます。
北側 下屋根 ルーフィング完了
北側の下屋根大工作業が完了しました。
ルーフィングを張った後、板金屋根(アポロルーフ)を施工していきます!
1階のサッシ取付完了です。
1階のサッシが全て取付終わりました。
窓枠に関しても既に施工が完了しております。
雨が続いているので、室内作業がどんどん進みます!!
午後にはガラスも無事に入り完成となります。
2階のサッシ取付完了です。
2階のサッシも、無事に全て取付完了です。
ただ取付をするのではなく、サッシをどの位置で納めるのかとても考えます。
基礎の図面を作成する時には考えており、入念に準備をするので無事に取付が出来てひと安心です。
材料が入り次第、窓枠の施工をしていきます。
【外部】焼板施工の準備
1階には、焼板が張られます。
胴縁を取付後、焼板を張っていきます。
少しずつですが、外部も出来上がってきました!
【室内】2階フローリング施工中
本日は、2階の床貼り作業をしております!
傷を入れないよう、貼れば直ぐに養生ボードを敷いております。
建具枠の取付等、次作業の納まりにも関わってくる為、慎重に作業します。
【外部】2階の出格子の準備
本日も、室内と外で分けて作業を進めております。
外では、出格子の施工をしています。
大きな部材は桧を使用していますが、細かい箇所に杉を使ってます。
杉も、『赤身』では無く『白太』の部分を選定して使用しました。
【室内】ボード施工
クローゼット枠を施工する前に、ボード張りをしています。
先程、別の部屋で壁の準備をしていたかと思えば、気がつけば一部とはいえボードが貼られてました。
(。-∀-) 動きが速いです…
本日は気温も高く暑いのに、大工さんはそれ以上に熱くなってました!!
負けないように頑張ります!!
【室内】天井下地施工
室内壁の下地組みに続いて、天井下地も組みました。
床からの高さを決めて、吊木(上方から吊り支える木)にて寸3(38角の木)と分を決めた杉板を固定します。
この後の工程は、ボード張りとなります。
【室内】壁の準備
ここにも木の温もりを!!
分を決めた杉の板で仕切りを作り、ボードを張って壁を作っていきます。
この作業は、ボードを張る前の前準備をしています。
【外部】瓦施工
大屋根・下屋根に、瓦が乗りました。
瓦を葺くととても雰囲気がでます。
写真では、分かりにくいかもしれませんが、『むくり屋根』となっています。
『むくり屋根』は、屋根の面が膨らんでおり、日本の建築様式の一つとなります。
雨が降った後は、棟から先に乾き、軒先は雨水が溜まって乾きにくいのですが、『むくり屋根』は、軒先にいくにつれて勾配もきつくなる為、早く雨水を落とす事ができ、雨の多い日本では屋根を長持ちさせる方法の一つにもなります。
【外部】庇の施工
米松と杉板を使用した庇の施工をしています!
まだ施工途中ですが、防水処理をした後に板金にて施工します。
【室内】お風呂
本日、1階・2階共にお風呂の施工が完了しました!
【室内】階段
階段の施工をしています。
緩やかな勾配で、登り降りしやすい様に踏面も広く取れる計画にしています。
使用した材料は、『タモ』になります。
【外部】見切り
外部の作業は、『焼き板』と『塗り』との間に、米松を加工して『見切り』を取付しています。
『焼き板』と『塗り』では、仕上げ材が変わるので、『焼き板』の立ち止まる箇所に見切りを計画しました。
【外部】腕庇
井戸を囲む中庭には、腕庇を施工させて頂きます。
この箇所を担当してるのは、若手の大工さんです!
一つ一つ経験して、技術を磨いていきます。
『掛け』・『腕』・『垂木』・『桁』・『隅木』
寸法をしっかり確認して、丁寧に墨付け・刻みをしています!
【室内】階段 完成
完成と同時に養生しました。
【室内】1階フローリング
フローリングの材料が現場に届き、早速大工さんが仕事に取り掛かります。
今回の取付フローリング材は、【栗】になります。
はっきりとした木目が、とても印象的なのがこの【栗】の特徴でもあります。
年数が経つと質感や色味などの風合いが変化しますが、その変化を楽しめれるのは無垢の材料ならでわですね。
【室内】框と敷台
框と敷台の取付作業に取り掛かりました。
使用した材料は、【けやき】となります。
弊社では、いろんな種類の材料をストックして取り扱っています。
『この長さと幅が丁度良い』とか、『節があるから、この部分から使おう』とか、各現場の担当者で話し合いながら、倉庫から出してきます。
出してきた材料を、大工さんが使用する箇所を残して丁寧に加工します。
現場で綺麗に納まるととても嬉しいです。
【外部】焼板
以前ご紹介しました米松の見切りを仕上げの境として、焼板張りの施工をしました。
焼板は、杉板の表面を焼いて炭素層をこしらえた物です。
耐久性も良いので、和風建築には人気の仕上げになります。
【室内】北洋吊り木と桧吊り束
和室に隣接するお部屋の天井下地を作っております。
真ん中にあるのは、桧を使用した吊り束になります。
和室からも、表面とチリが見える仕上げになります。
【室内】玄関前、棚の上板
ここにも、無垢のけやきを使用しました。
【けやき】は、古くから神社仏閣で使用されてきた高級木材です。
木目がとても綺麗で、使用する箇所にとてもこだわりました。
【外部】焼板上、塗り準備
焼板も見事に取付が完了し2階外壁の為の下地を作っています。
胴縁を付けた後に、スギ板(外部用)を付けます。
作業自体は単純に見えますが、スギ板を取付ける前には見切りに水切りを付けたり、庇に板金仕上げをしたりと工程があります。
全て完了した後に、スギ板を貼る事が出来ます。
これで、左官職人が仕事に入れます。
さて、帰社して左官職人と打ち合わせしてきます(๑˃̵ᴗ˂̵)
【室内】階段下収納
階段下の収納を製作しております。
ここも、分を決めたラス地板を張り、今後は、ボードを張ります。
【室内】1階のボード仕上げ
1階も工事が進み、ボードの貼り付けも一部完了しています。
杉の板で囲うだけでも、部屋らしくはなりますが、ボードを貼ると尚部屋としての雰囲気がでます。
【室内】玄関前 アーチ作成
玄関前のアーチを、作成しております。
壁は、聚楽塗り仕上げにして、正面は和紙を貼ります。
アーチ箇所は、聚楽塗りの巻き込み仕上げになります。
【室内】真壁
柱を見せる真壁仕上げ。
巾木や、廻縁も施工され、とても美しい仕上がりになっています。
【外部】2階の漆喰仕上げ
現在、外部を左官さんや土木さんが作業をしております。
1回は、焼板で、2階に関しては、漆喰仕上げになります。
左官さんには、塗りをしてもらい、土木さんには、矢掛石(水磨き仕上げ)の取付け施工をしてもらっております。
外観
外壁の焼板、しっくい、さらには庇などこちらから見るとほぼ完成。
青い空に白いしっくいと黒い焼板が映えてます。きれいですね~。
ひっそりと棟札。
2階の天井裏に棟札が。
今しか見えないのでこのチャンスにひっそり撮影しちゃいました。
和紙。
リビングの天井は和紙で仕上げています。
和紙はビニールクロスとは違い、紙なので継ぎ手を重ねて貼ることになります。
重なった部分がうっすら見えていますが、これぞ和紙の特徴ですね。
【左官工事】洗い出し
玄関の洗い出し作業中。
洗い終わったところと洗う前のところがよく判る写真ですね。
「乾く前に洗っておかないと、、、」と左官職人さんたちはお昼返上で作業していました。
お疲れ様です。
【左官工事】磨き壁
玄関の正面の飾り棚部分に大津磨きを施工中。
今日は上塗りの作業をしていました。
塗り終わるとこれから磨き作業にかかります。手間と時間がかかるのですが見ごたえは充分。
仕上がりが楽しみです。
玄関建具。
現場は建具も入りまして最終段階です。
玄関は格子の木製建具。この日は天気が良かったので格子越しに差し込む光がやわらかく素敵でした。