【土壁外断熱】和の心を感じる家
地鎮祭。
本日は、これから新築されるお宅の地鎮祭でした。
昨日までのお天気とはうって変わって、今日は3月らしいポカポカ陽気で
四方のお清めもご家族全員で行う事が出来ました。
いよいよ着工です。
お天気にも恵まれ気持ちいいスタートがきれましたね。
これからもよろしくお願いいたします。本日はおめでとうございます。
コーディネーター田中でした。
いそいそと
基礎工事が進行中です。
会社から距離のある現場なので、
頻繁に訪れる事が出来ませんが、
要所では確認と写真撮影で訪れています。
土間のコンクリートまで打ち終わり
基礎の完成は間近なのですが
大工さん不足で・・・・。
上棟が少し先にずれそうです。
忙しいのは良い事なのですが、
お客様に御迷惑がかかってしまうのが心苦しいです。
大黒柱
堂々たる雰囲気
8寸角の欅の大黒柱
しかも4方無地!
木目も色も申し分無し。
なかなかここまでの材料を使える現場は出てきません。
28日の上棟へ向け大工さんも準備中。
手作業になる部分が多いので
どうしても時間がかかってしまいます。
広々と
1Fが広い!
しかし暑い!
夏を思わせるような日差しの中で作業しています。
28日の棟上げに向け順調に進んでおります。
土台敷きは慣れたもんですが
基礎に続く地面から近い大事な部分。
ここが真っ直ぐで無いと
真壁の建物は特に後々が大変になってきます。
祝 上棟!!
本日はお日柄も良く、上棟式を行いました。
予定していた上棟日よりかなり遅れてしまいまして
ご迷惑をおかけいたしましたが
これからは目に見えて完成形に向かっていきます。
楽しみになさってくださいね(^^)
お子様もまだ小さいですがこの日の事、
覚えていて欲しいものですね。
コーディネーター田中でした。
長ーい
とても奥行を感じる。
LDK
高さより奥行を感じる空間です。
まだまだ形が見えてきません
本日より小舞を組んでいる予定。
この貫と呼ばれる部分に
竹を組んでゆきます。
例え下地でも
美しくあるべきだと思うんですよ。
竹不足
当然の事ですが。
新築で壁に土を付ける事など
現代の建築事情としては稀です。
そしてこの現場は土壁外断熱。
土の蓄熱、調湿を利用。
外の断熱層で外気温の干渉を防ぎます。
ちなみに土は断熱性能についてはほぼ期待できません。
調湿だけで言えば炭や漆喰や珪藻土等色々建材はありますが、
蓄熱となると意外に無いもんです。
その中でも「土」は一番身近で使いやすい材料。
採風、採光を利用し上手に使えば素晴らしい建材です。
そんな下地の「竹」が不足気味らしいのです。
建材としての竹は需要が減っているのでしょうね。
臭
竹小舞に土が塗られました。
1度目の土付け
これから数回に分けて土を付けてゆきます。
実は現場は馬糞の様な臭いがしておりますが。
この土が出している臭い
何せ腐っていますから。
藁が腐って繊維が細かくなり割れを防止
溶けたリグニンが接着剤になったり
これが練ったばかりの土だと効果がでません。
アナログな技術ですが理にかなっています。
連続する垂木は美しいですね。
徐々に
土が付いております。
流石にこの暑さ、しかも梅雨の気配も無い
おかげでよく乾いています。
外壁に下の屋根が干渉している部分もあるので
乾燥が早くて工事も進みます。
本日は現場で電気屋さんとの打ち合わせ
普通の工法と違う部分が多いので
電気屋さんも慎重です。
土壁だと電気配線も後戻りしにくいので、
打ち合わせも慎重に。
会わない・・・
ピント合わず。タブレットのカメラには限界がありますね。
外壁部にどんどん土が付いております。
雨の間を縫いながら、土を付けては壁を貼り。
全て人の手での作業
時間と手間がかかります。
こちらは2階の家族団らんスペース。
天井が高くとても開放的。
開放的ということは、
ともすれば落ち着かない雰囲気に陥りますが
家族が自然と集う心地いい空間になる様
コーディネートを思案中。。。
実際に現場に足を運んでみないと
スケールを感じられませんね。
-
小舞屋根
一段低い場所にある玄関の屋根。
大屋根と同じ仕様にするのも味気なく、少々凝った作りにしています。
垂木の上に小舞と呼ばれる横材を入れています。
それだけで同じような作りですが軽く、しかししっかりと密度を感じれる屋根になります。本日中間検査を無事終えました。
大工さんは暫く別の現場へ。
しっかりと土を乾燥させたいと思います。
小舞屋根
垂木と垂直に入ってる6分×8分の木材、これが「小舞」軒先に付ける木材が「広小舞」
どれも節の無い綺麗な材料を使っております。
家の顏になる場所。
薄く軽く。
お風呂
他の設備品とは違い
早い段階で施工されるお風呂。
キッチンもそうですが、広い作業スペースが必要なのに
施工する場所が狭いので、下地の段階で組んでおかないと
非常に作業しにくくなります。
浴槽もお風呂のパネルも大きいですから。
取付
色々と実用的な飾りを付けています。
主に庇になりますが、色々な形の物を取り付けております。
格子が付いてたり、手摺が付いてたり。
目かくしの要素もあったりと、バラエティーに富んでいます。
1面何もない仕上りだと、少しさみしいです。
窓手すり。
コーディネーター田中です。
現場に行くとちょうど大工さんが
外部の手すりと庇をつけているところでした。
外部の造作物が取り付くと
部屋内からの眺めも変わり、美しい(^^)
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ラスボード。
コーディネーター田中です。
内装が塗壁の下地には
仕上げが定着しやすいようラスボードという
ボコボコと穴の開いたボードを貼ります。写真ではわかりにくいのですがボコボコになってるんですよ。
まるで要塞。
書斎の本棚が組まれていました。
まるで要塞のような空間。
大量の書籍をお持ちのお施主様ですが、これなら充分に収納できますね。
大工さんの作業はかなりの時間を要し、この空間だけで1週間はかかりましたが(^_^;)
棟梁に時間と手間をかけていただいた分、お施主様は大喜び。
「ずっと大切に使わせていただきます♪」と言われていました。
何より嬉しい言葉です。ありがとうございます!!
半人前
和室の天井が綺麗に出来あがっています。
ここの物は印刷でも無く、貼りものでも無く無垢の板です。
その分色のムラや、木目の違いが目立ちますが、味があります。
そして玄関周りも収納部分製作中。
柱に付いている謎の道具。「半人前」と言う商品名。
半人役と言われるような道具です。手伝いが少し欲しいけど、1人も必要無い
枠を入れるのには便利、そんな不思議な道具です。
ぬりかべ
「ぬりかべ」とひらがなで書くと妖怪の類かと感じられます。
この現場の仕上げも「塗り壁」です。
漢字を混ぜるとぐっと建築の香りがします。
そんな塗り壁。
2階の方は大工工事が終了しており、早速壁の仕上げをしております。
四国化成の製品です。
仕上げ工事ぐっと部屋らしくなってきます。
埋込照明。
コーディネーター田中です。
リビングの照明は照明器具を埋め込んで建具でふさぐ建築化照明。
言わば、手造り照明とでも言えます。
もう既に照明器具の場所は確保されていました。
ここは建物が仕上がると見せない部分ですので
今のうちにお披露目しときますね^m^
高級品
桐箱入りの何かが無造作に置かれていました。
中身は「ノコギリ」です。
近年替刃式のノコギリばかりで本物のノコギリを使っている人は少ないです。
実際替刃式で何の問題も無いからです。
値段も安く、よく切れますから。
ですが凝りのある大工さんは数枚持っています、やはり切れ味が違うそうです。
現場の大工仕事ももう終盤。
仕上げに向けて段取りしてゆきます。
スッキリ
大工さんが抜け現場はきれいサッパリ。
多少残材が残る程度になりました。
現在はさかん工事が進行中。
外壁廻りは土壁の中塗り
少しずつですが進んでおります。
現場は大工さんも抜け、静けさがシーーン。。。
今日は一部の壁に貼るうるし和紙を現場に届けに行って参りました。
玄関の正面部分にうるし和紙を貼る予定です。
よく目に付きますよ(^.^)
これがうるし和紙の現物です。
チラッとお見せしますね。
貼ってからもお楽しみに♪
コーディネーター田中でした。
湿気
土壁の中塗りが終わり早2週間
まだ乾きません!
1Fの南面はほぼ乾いておりますが、2F北面は未だシットリ
各部屋でここまで差があるものかと思うくらい湿気ています。
本当なら今日から内部の左官仕上げにかかろうとしていたのですが、左官職人さんもの状況見てもう少し延期になりました。
無理矢理施工しても良い事は一つもありません。
キッチリ施工してまいります。
くつろぎの。
コディネーター田中です。
寝室に併設した畳コーナー。
ちょっとした書斎スペースになりますが
畳敷ですのでゴロンとくつろげます。
こうした空間、いいですね~(*^_^*)
コテ
土が乾いてようやく漆喰が塗れるようになりまして、
無事先日仕上がりました。
クロスとは違い職人さんにより仕上り具合がちがいます。
完璧な平面という訳にはいかない塗り壁。
難しい作業です。
電車窓。
工事もほぼ終わり、建具の切り込みも終了しております。
室内の換気用に廊下に面して木製で内部窓を付けました。
その名も「電車窓」。
文字通り電車の車窓です。操作性もまったく同じ。
懐かしい気分になりました。
コーディネーター田中です。
踏み台
ほぼ最後の工事
細々としたものはまだ沢山ありますが、
勝手口に上がる台です。
いつもはモルタルで簡単に作っていますが、
今回は石で作ってみました。
思った以上に良い雰囲気が出ています。