美しい小屋組を持つ和風住宅
時代
何はともあれまずは解体から、そんな現場です。
解体していると色々と勉強になる事があります。
戦前の建物と戦後の建物とで大きく一区切りあるようなイメージもあります。
やはり戦後、やバブルの時代に建てられている建物は物が無かったという事があるのでしょう。
構造材も細かったり、違う場所で使われていた材料だったりと
大引きを受けている束石が擁壁に使われているコンクリートの塊でした
解体を終わらせてからが本番です!
小屋組み
小屋組みとは?
桁から上の屋根を支えている部分。
そんな丸太を加工中
角材では無く丸太となると
なかなか手間がかかります。
小屋組み
平屋なのですが、ゴツイ骨組み
1軒でこれだけの欅丸太を使うのは久しぶり
癖の強い材料だけに色々と慎重になってしまいます。
基礎は完成、後は配管の工事と玄関の土間打ち。
そして上棟を待つばかり。
造作手洗コーナー
コーディネータの松永です。
今週の半ばに上棟予定のお宅です。
ここは丸太や梁の構造を惜しみなく見せる大空間のLDKも見せ場なのですが、
トイレや造作手洗コーナーに貼るタイルにもこだわっています。
まだ打合せ段階なのですがちょこっとご紹介
意外と実物は大きいんですよ~
手洗ボウルや水栓でまた印象もガラッと変わりそうです。
完成が楽しみですね。
カメラ忘れ
上棟時にカメラを忘れるという大失態
本日も忘れてしまい、タブレットのカメラでの撮影。
下側にケースの影が出てしまいました…。
綺麗な大屋根の小屋組み、内部はもっとコテコテの小屋組みが。
非常に重厚な小屋組みになっております。
色々な小屋組
以前このブログで書いていましたが桁から上野屋根を支える構造部です。
普段は束を建ててその上に母屋が乗る形
ですが今回は束と天秤梁が交互に重なっており重工かつリズミカル
屋根の加重も分散するようになっており構造的にも良いものです。
屋根工事もあと少し、雨の間を縫って順調にすすんでおります。
加工機
大工さん現場には色々な道具を持って来ています
特にここの大工さんは道具持ち
仕事が趣味みたいなもんなので、当然道具も集めまくり
大型の加工機まで現場に来ています。
仕事熱心
内部間仕切り
内部の小屋組みをそのまま全て見せるようにすれば、非常に面白そうな空間になりそうなのですが、
流石にそうもいきません。
掃除、照明、エアコンの効率等 やはり空間の間仕切りは大事です。
その中でも出来るだけこの小屋組みを見せれる状態で壁の下地をしていっております。
上の方に足場を組んで、難しい所からコツコツと。
断熱材を
切り込んで入れています。
グラスウール、ロックウール等と違い
1枚1枚切りそろえねばなりません。
柱の間の寸法を測りながら。
断熱材も色々な物が出てきているので、
日々勉強。
基準が厳しくなるので、どこまで進歩するものか。
上の方から
小屋組みが高く、作業がし難い場所なので
先にそちらの方を先行して大工さんが作業されています。
来週からは電気屋さんが配線の工事にかかってまいります。
少しずつ中の様子が変わってきています。
ハード
お施主様からの材料指定。
初めて使います「ハードメープル」
北米で取れる木材らしく、少々堅め
コストも高め
いつも使っているメープルは「ソフトメープル」
叩いた手ごたえは確かに堅い。
見せ場
南の見せ場
アルミサッシでは無く木製枠
機能的には大きく変わらないのですが
見た目のボリューム感が増します
そのかわり大工さんの仕事が難しい
まだまだ途中ですが、既に迫力があります。
北面
北面はガラスもアルミサッシに納まった物
格子が付く予定でしたが、それよりも明るい方が良いとの事
下地を綺麗にそろえて張っているのですが、
「このままでも綺麗ですね」とお施主様に言われました。
下地でも丁寧にすればそれだけでも恰好になるもんです。
南面
南と北で大きくデザインの違いが見られます。
南面は内部と同じ小屋組みを外にも見せます、外壁の仕上りに関係してくるので
見えてくる材料は全て構造とは別物の化粧材にはなります。
立体的
図面だけ見ると、ここまで想像する事は出来ないでしょう。
非常に立体的。
壁を仕切ってきたら更に空間が際立ってきました。
窓の光がまぶしいです。
堅!!
今まで気にしたことが無かったのですが。
木の材料の表面部分を触るよりも
小口の切り口の部分を触る方が材料の型さがかなり解りやすい!
見た目がいつものメープルなのに、触った感じは堅木の感触。
堅木独特の少し冷たいさわり心地でした。
鬼灯
半自生気味の鬼灯が現場の近くに生えています。
夏ですね。
床も張り終わり現在は家具組んだり枠組んだり。
家自体に高さがあるので、内部に大がかりな足場を組まねばなりません。
大工工事ができても、左官の工事は足場をしっかり組まねば作業ができません。
どのように組むか思案中。
何度見ても
ここからのアングルが良いです。
現場にガラスが入りました。
これから内部にステンドガラスが入るとか入らないとか。
ステンドグラスは直に外部に面する部分に入れるのが
強度も性能的にも、あまり好ましくないので、内側に入れます。
まだどのようなデザインか見てませんが楽しみです。
板貼り
クロスの殆ど無い現場。
壁の下側が殆ど板貼りになっています。
桧の無地板 木目も柔らかく、綺麗な色。
1枚1枚丁寧に。
ついに
我が社では珍しい雰囲気の外装タイル工事。
週末に足場の解体を控えて台風養生の為にネットを外しました。
平屋で屋根に高さがありますが、落ち着いた姿になりました。
なかなか見れぬ
我が社では珍しい雰囲気の外装タイル工事。
週末に足場の解体を控えて台風養生の為にネットを外しました。
平屋で屋根に高さがありますが、落ち着いた姿になりました。
久しぶりの
ブログ更新です。
ご無沙汰しております。コーディネーターの松永です。
5月に上棟したここの現場も工事は終盤です。
いろいろ検討した結果このレンガ調タイルが採用になったのですが、
質感・色むらが丁度よく雰囲気の良い外観になりました。
週末には足場もとれるみたいなので次現場に行くのが楽しみです♪
そしてタイルが貼れました
そしてタイルが貼れました。
何ともポップな仕上がり。
他の部屋と比べると別空間ですね。
栗
お施主さまから頂いた栗を
娘と嫁様と一緒に剥きまして。
嫁が料理。
瓶に詰められていました。
貼り終わり
先日タイルを貼り終わりました。
色々イメージと使用用途をお客さんと相談しながら、キッチンの正面もタイルになりました。
汚れも傷も付きにくく、色々なテクスチャーがあります。
存在感もあるので、使う場合には要相談。
完成間近
養生を上げ終わり、工事も残すところ後僅か。
床が見えて照明が点くと家の雰囲気が一変します。
小屋組みもライトアップされ、迫力が増しました。
後の楽しみはステンドグラスですね。
ポップ!
ポップなヤツがやってきました。
カラフルな丸い形を引っさげて。
ステンドグラスが入り現場が少し落ち着きました。
後は畳が入れば完成!
ステンドグラス
向井監督のブログで先にお披露目されてましたが・・(^^ゞ
引渡間近となりステンドグラスも入りました。
ロンデルという円盤状のガラスが虹をイメージしたように連なって配置されています。
とても可愛らしい空間になりました。
外から見ても内部からの照明の光がもれて夜の雰囲気も良さそうです。
コーディネータの松永でした。
ご無沙汰しております。
コーディネーターの松永です。
年が明けて、外構工事を進めています。
施主様が建替え前の瓦をたくさん残してくれていたので、今日はこの瓦を再利用して庭の土留めに使えないかと、
現地にて施主様と土木さんでいろいろパターンを作って『あーでもない、こーでもない』と試行錯誤しました。
結果、落ち着いたのがこのパターン。
完成したら施行事例にUPしますね(*^_^*)