海辺の現代平屋住宅
現場名
現場名が決まったので少しづつ更新していきます。
大きな現場なので、1つの工程に時間がかかります。
棟上げが終わったら建物の水平を調節していきます。
1階部分、母屋部分。
屋根が大きいので、手間がかかっています。
玄関へのアプローチが特徴的
並んだ柱の間に塗り壁やガラスが入り
外部との空間を少し遮断します。
垂木を流す
片面が13メートルもある大きな切妻屋根。
平屋と言えども、屋根が長いと当然建物も高くなり
高さが出ると建物の外観のバランスもとり辛いです。
ここまで大きい物はなかなかする機会が無いので
どのような雰囲気になるのか、正直想像しきれていません。
出来る部分からこつこつしていきます。
場所
際という立地を存分に味わうような夕日
バルコニーから竿を振ればすぐ届く
羨ましい事この上無いです。
大きな屋根ですが作業も順調に進んでおり
何か年内には屋根の下地が完成しそうです。
断熱材も敷き終わり
通気層まで取り付けしております。
今日が雨でなければ良かったのに・・・・。
明日、大人数で終わらせにかかります。
断熱材
内部の断熱材も詰めていってます。
1カ所1カ所大きさが違い
矢切部分もあるので、寸法を取りながら進めていってます。
今は4人で現場を進めているのですが
非常に良いペースです。
山のように
床面積が広いので、フローリングも大量にあります、幅広のナラのフローリング。
無垢のフローリングは合板フローリングとどう違う?と言われると
色、柄はまず揃いません、季節によって収縮し隙間が出来たり、埋まったり
それに値段も高価になりますし、施工性も悪いです。
ですが、耐久年数が高く、化学物質を殆ど使っておらず体にも良いです
手触りも良く、年月と共に色あせて独特の風合いが出てきます。
完成した時が最高の家よりも、人が住みだして変化していく家の方が
良い物だと考えています。
多
屋根も大きく
瓦も多い。
一番作業が伸びる地葺きでも
そこまで進んでいません。
瓦を上げるだけでも1日かかっています。
中間検査も終わり
屋根の最後の仕舞にかかりました。
いまいちスケール感のつかめない写真ですね
建物を撮るのは難しい。
視界
玄関、庭、床等
家の人の趣味を見せる場所を設ける事は多いですが、
ここまで大きく自然の景色が見れる現場は初めてです。
濡れ縁からは見渡す限り海
その寒風吹き荒ぶ中瓦の工事にはげんでいます。
ようやく片面をほぼ葺きわおりました。
綺麗に瓦のラインが揃っています。
ボリュームに圧倒されます。
シート張り
外壁の下地をしていきます。
サッシもほぼ入れて透湿防水シートを張ってます。
面積が大きい分シートを張るのも大変そう。
幸い風が無かったので仕事には支障なさそうです。
雨も降らずに順調に瓦の工事も進んでいます。
屋根と、シートが終われば一安心。
後は玄関を入れれば戸締りができます。
現場が広いので大工さんも悠々と仕事しております。
電気工事
本日より電気配線にかかっております。
照明や、コンセント、スイッチの位置等の配線です。
まだ我が社では採用した例はありませんが、
テレビ等で「スマートハウス」という言葉を耳にします。
響きは良いのですが、実際どんな物なの?
と思われる方が殆どでしょう。
色んな解釈はあると思いますが現状では
HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)
と呼ばれる電力、ガス、水道の使用状況を把握、制御できるシステムが設置されている事を指します。
今どの部分でどれだけ電気が使われているのか
太陽光パネル等でどれだけ発電しているのか。
水道、ガスの使用量
それらを専用の液晶パネルで確認できる装置です。
まだ導入されたばかりのシステムで制御できる物が限られており、使用量を目で確認して省エネを心がける、程度の物です。
後々は色々と便利な機能も出てくるかもしれません。
検討中の方は一度ご相談を。
床を張る
最近よく出るナラの幅広フローリング。
無垢では無い合板フローリングは303mm×1820mmの物がほとんど
稀にそちらを使う事があるのですが、施工性の良さに驚きます。
1枚のサイズが違う以上に、無垢独特の癖や曲りが無いので非常に張りやすい
何をするにしても、無垢材を触るのは難しいです。
緩く
ここまで緩い階段の施工は初めてです。
玄関からのアプローチと同じリズムで上がれるように。
今までに無い程の勾配バランス。
普段でも高さも場所もゆとりをもって上がれるのですが。
その普段の勾配の半分程の勾配。
今後施工する機会は無いかもしれませんね。
面材
外壁のモルタルの下地には杉の小幅板を張っていきます。
これに専用のシートを張って、鋼製のメッシュを止めて、モルタルを塗るのですが、
写真の左側にはガラスが入ります。
他と離れているので、構造的に強い部分ではありません。
そのため同じようにモルタルを塗るとひび割れ等が生じやすいと思われる部分なので
小幅板ではなく、面材を貼ってその上にモルタルを塗ります。
仕上げに見えて来るぶぶんだけで無く、その下地こそ家を長持ちさせる大事な部分です。
日々勉強です。
木枠
2台分の車庫、位置口にはシャッターが付きます。
外壁と基礎と入口の見切りが入り、これで左官仕事にかかれます。
基礎がそのまま見えて、普段とは違う納まり方をするので面白いです。
着々と
内部の工事も進んでおります。
寝室と廊下を繋ぐ入口に、日の光が入りにくい為
ドアの上に明り取りを付けています。
メインの生活空間になるリビングに多く光を入れるようなプランになっています。
寝室は寝るだけの空間ですから、そこまで広さも明るさも必要ありませんが、
照明だけに頼るのも、少し勿体ないです。
ノンクラック
現在建てられている新築の住宅の殆どは「サイディング」と呼ばれる物を施工されています。
大きなメーカーで製造されているもので、色々なデザインや素材、機能も多様にあります。
耐久性、メンテナンス性は大差は無いですが、コストも中グレード程度のサイディングなら変わりません。
大きく違うのはデザインの自由度
サイディングはどうしてもジョイントが出来てきますし、デザインもある程度固定されます。
入り組んだ平、立面と見た目の問題でノンクラック工法を施工しています。
タイミング
大工さんによって作業する順番が色々と違います。
大きくは
「屋根」→「外壁」→「内部」
の順番です。
その内部の工事に「床、壁、天井、家具、和室、木枠、階段」等々とあります。
棟梁によって進め方は色々、その打ち合わせをしながら材料の段取りや他の業者さんを入れたりします。
大工さんの進行を妨げないように段取りするタイミングは重要です。
足場解体間近
外部の工事を終え、4日には足場の解体にかかります。
吹付が完了し、必要な外部の工事も明日完了。
平屋と言えど、高さがあるので足場が無いと仕事がし難いです。
来週からは内装工事。
建物の完成は見えてきましたが、外構の段取りをせねば。
足場解体
やはり足場が無くなるとスッキリします。
来週よりクロスの工事にかかり、いよいよ建物の完成は見えてきました。
それに伴い外部の工事の段取りも進めているので、今月中には殆ど形になる、かな?
近づく完成
先週クロスを貼り終わり、現在は大工さんが建具を入れたりレールを入れたり。
電気屋さんがコンセント、スイッチ、照明を取り付け、
水道屋さんが、洗面、トイレ、外部の給排水の繋ぎこみ
をしています。
今月中に建物本体は掃除までして終わる予定。
段取りはほぼ完了しているので、あとは順調に進めば良いだけです。
出来ました。
ついに完成間近の海辺の家。
圧倒的な高さの平屋。
外部から見ても2階があるようにしか見えません。
贅沢な空間ですね。
本日内部の清掃完了。
続いて外部の工事にもかかっております。
(仮)
建物本体はもう完成間近な状態なので、外部の工事に励んでおります。
敷地の3方をブロックで囲いフェンスを建てます。
そして家の入口には備前焼を張るようになっています!
先日作家さんと現地で打ち合わせ。
大判の備前焼を並べてたり組み合わせたりして張る模様です。
これから実物を作るようなので、玄関部分の完成は暫く先になりそうです。
デッキ
海辺の現場でデッキを組んでおります。
水抜けの良いように、初めて組む形です。
後付け
何を作るにしても、後から付けるのは色々と悩みます。
玄関横のポストまで、濡れずに取りに行きたいと言われ
既にできている壁との干渉を考慮し
ようやくできあがりました。
シンプルで軽やかです。