実例紹介

現場レポート

H様邸 増築工事

  • 新築
No. 2012年2月6日

今日からスタート

今日から掘っていきます。
今回は増築なので現状との取り合い部分がドキドキします。
ですが、その辺りはフレキシブルな納まりになってるので
どうにでもなりそう。
地盤改良も終わり、掘っていきます。
数年前に造成した土地ですが、
元々は田か畑なので当然盛り土の下は軟弱です。
造成後数十年だと、その辺りの地層も落ち着いている可能性があるのですが、
まだまだフカフカな地層。
しっかり基礎をしていきます。

No. 2012年2月7日

捨てコン

本日捨てコンを打ちおわりまして。

一日明けて明後日から外枠を組んでいきます。
今回は手前が布基礎
奥がベタ基礎。
少し変わった雰囲気になりそうです。

No. 2012年2月9日

基礎配筋

鉄筋を組み初めています。
コンクリートに基礎の位置を墨出ししていって
それを基準に基礎を作っていきます。
位置だしは大事な部分なので
慎重に。
しかし今日は寒かった。
昼に現場に行くと型枠が立ち上がっていました。
近隣に家が建っているし
増築でお客さんの行き来もあり少々危ないので
鉄筋にキャップを被せてきました。

これで一安心。

No. 2012年2月13日

続 配筋

今回は、ベタ基礎+布基礎
奥の方は住宅ですが、手前は車庫になります。
ベタ基礎の利点は
湿気が土台に影響しない。
という事もあるので
車庫の部分はその辺りを考慮しないで済むので、布基礎を採用。

No. 2012年2月13日

続 配筋

こちらはベタ基礎内部。
これから鉄筋を井形に組んでゆきます。
今回は少し変わったプランなので
進めるのも楽しみです。

No. 2012年2月17日

撮り損ねてる…

最近どうにもこうにもデジカメの調子が悪すぎて・・・。
我慢の限界です。
だけど、最後の最後でで壊れないまま
踏ん張るデジカメを捨てるのも忍びない。
どこかで踏ん切り付けねば。
型枠組みあがりました。月曜日に打設です!

No. 2012年2月20日

コンクリート

本日は基礎の立ち上がりの打設
ベタ基礎部も、布基礎部もまとめて打ちます。
昨日、一昨日はとても冷え込みました
そして今朝も車のフロントガラスがカチカチでした。
今日から暫くは温い日が続きそうなので

一安心。
慌しく作業をしています。
ポンプ車で圧送し
基礎の天端を平らにしていきます。
この上にさらに天端レベラーと呼ばれる材料を施工して
土台を敷けるようになります。

No. 2012年2月23日

大工棟梁

型枠を解体して
基礎が完成。
後細々とコンクリートを打つ部分があるのですが
一応は土台が敷けたり、大工工事は進めれる状態です。
ここに入る予定の大工さんは

会社で材料を削っています。
まだまだこれからなのですが、
削りカスはこんなに一杯。
明日1日はこの作業ですね。

No. 2012年2月28日

土台を敷く

来週の月曜日に棟下をします。
それに向けて本日土台敷き
家の一番基になる部分になるので
高さや位置を正確に出していきます。
1階部分は半分車庫になる為

大引きまで敷くのは南側のみ
その南側に大きな倉庫があるので
今日は非常に寒かったです。
また冬に逆戻りしたような寒さ・・・。
棟上当日は晴れる事を願っています。

No. 2012年3月1日

屋根の上にて

なにやらゴソゴソとしております。
今回は増築工事、既存と新築をくっつけるようになります。
それに伴い前もって接合部は壊しておきます。
壊さないで途中で繋げる部分もありますが
屋根は先に解体しておかないと
棟上の時に邪魔になります。

ケラバと呼ばれる瓦の端から3枚分ほどめくりました。
めくった瓦は、捨てずに捕っておきます。
瓦は風雨に晒される建材ですから、経年変化も激しいです。
新しい物に交換すると、違いがハッキリと出るでしょうから。
出来るだけ解らないように家を接合します。

No. 2012年3月8日

上棟!

この時期にあるまじき変な天気
本来は月曜日上棟だったのですが、
雨の為火曜日の上棟でした。
月曜日に1本だけ柱を立てました。
上棟日にこれでを建てておいて、後日棟を上げます。
やはり六曜は気にしますので。

10時過ぎでこの状態でした。
なかなか面倒な木組みだったので
大工さんも少々苦戦気味
1階部分の駐車場が大きく開いていますね。

No. 2012年3月8日

棟上げ2

途中私が別件で現場を抜けて、
帰ってきたらこの様子。
もうすぐ棟があがるかな?
と思っていたのですが、2階もロフト部分の組み様で苦戦。
図面を検討してた時から、手間はかかるだろうなと
思ってはおりましたが

何とか無事上棟することができました。
昨日も今日も屋根の工事をしております。
予報に反して天気が落着いているので
このまま屋根の仕舞いまで出来ていれば良いですね。

No. 2012年3月12日

金物を止めて

そんな今日です。
震災から1年経ちますが
変わりなく仕事に打ち込める環境にある事に感謝
より良い建物を。
その気持ちを忘れず、家を建てていきます。

今回は構造計算で必要な筋交が
外部に露出しています。
中間検査でチェックの入る金物類
メッキ色では少々違和感があるので
黒色に塗装していきます。

No. 2012年3月15日

間柱

柱と柱の間に入れるので「間柱」
上下の寸法をキッチリ取って隙間無く入れています
これ自体に加重がかかって来ることはありませんが
外の面材や内壁の下地になります。
これが入ると面材を貼れます。
サッシの取り付けももう少し。

棟梁が、恐らくインフルエンザであろうと症状にかかっており
現場が停滞気味。
やはり司令塔が居ないと、出来る部分から少しづつになります。
早く外壁を蓋してしまいたいですね。

No. 2012年3月22日

一心不乱

現在はサッシの取り付けをする為
枠材を加工しています。
ノコ目が付いてる材料を寸法を決めて削って
有る程度までは綺麗な材料になるんですが
そこから更に鉋をかけていきます。

鉋をかけてていない材料は
良く見ると機械で加工した跡が残っています
それを1本づつ丁寧に消していく工程
鉋をかけた材料は
表面が光っています。

No. 2012年3月30日

防水シート

先日中間検査が終わり、外部の下地を組んでいってます。
建物が白くなっていますが、
「透湿防水シート」と呼ばれるものです。
文字通り湿気は通して水は弾きます
下に貼ってるダイライトも同じく透湿性の面材なので、
内部に湿気が溜らないようになっています。

No. 2012年4月4日

Fiber Reinforced Plastics

繊維強化プラスチック防水です。
FRP防水と呼ばれています。
強靭かつ軽量な防水
施工中の臭いはなかなか激しいものがありますが、
住宅のベランダ等には欠かせません。

棟梁が、こつこつロフトで作業中。
北から南まで、
全てロフトなんです。
物置として非常に活躍しそうな
部分です。

No. 2012年4月10日

塗装の焼き板

外部の仕上げを張り始めました、
以前の店舗は「素焼き」の杉板だったのですが、
やはり商売をされているので、「墨」が着くのが気になる様子
こちら側は「塗装」の焼き板です。
素焼きと比べるとかなり「墨」は着き難いですからね。

No. 2012年5月1日

外部

外部だけ見るとこのような雰囲気。
こちらも連休が終れば左官工事にかかります。
梅雨に入る前に外壁を仕上げたいのですが
今年の梅雨入りは早そうですね。
外部だけ見るとこのような雰囲気。
こちらも連休が終れば左官工事にかかります。
梅雨に入る前に外壁を仕上げたいのですが
今年の梅雨入りは早そうですね。

No. 2012年5月9日

削りたて

建具の枠だけに限らずに、目の届く部分の材料は
殆どと言っても良い程、鉋をかけています。
鉋をかけると材の表面が光ってます
かけてすぐは分かりませんが、
年数が経つと、かけて無い材料との差が出てきます。

No. 2012年5月14日

床を張る

フローリングを貼っています。
基本的にはユニットフローリングと呼ばれる
小さい木を組み合わせた材料を使っています。
コスト的にも、材料的にも安定しているからです。
ですが、張物のフローリングとは全く異なる質感。
「作り物」という雰囲気ではありません。
更に良い物としてはソリッドフローリングと呼ばれるものがありますが、

ジョイントの無い1枚板のフローリングです。
安価な物だと、杉や桧等、柔らかく節の多い材料。
硬い材料や節の無い綺麗な材料は非常に高価です。
安価で綺麗なフローリングはなかなかありませんねぇ。

No. 2012年6月12日

格子を組む

細い格子や太い格子
格子にも色々有るけれど、今回の物は落下防止の格子
故に視線を遮る必要が無いので
間隔を少し広めに取ることで採光の確保もしています。
組み方も以前の物とは違い
段取りよく行けば、すぐ付けられるようになっています。

手をかける事は当然大切ですが、
いくらでも時間をかけても良いと言うわけではありません。
本質を見失う事なく、良い物を作っていくのが大事だと思います。
その見極めが非常に難しく、なかなか思うようにはいきませんが、
精進してまいります。

No. 2012年6月20日

光を取りこむ

増築工事になるために、
増床部分があったりします。
その為、既存のサッシの高さでは、落下の危険性が有るため。
その防止策で格子を取り付けています。
なので、目隠しの意味合いでは光が入らないので
隙間を大きくした結果、このような格子になっています。

No. 2012年6月30日

天井

天井の仕上がりと言えば普通はクロスです。
ですが、壁も、天井も全部クロスというのも味気ない
部屋の用途や雰囲気に合わせて質感を変えるのも良いかと思います。

木の板や、格子天井、塗り仕上げ
予算も関係してくる事なので
好き勝手には出来ません。

天井が高ければ開放感があります。
その分エアコンの効きが悪くなったり、
掃除がし難かったり、電球の交換が面倒だったり、

色んな弊害はありますが、
便利なばかりでなく
家にどれだけ愛着をもてるかが大事だと思います。

No. 2012年7月10日

高い

何度見ても高い天井、少し過剰かもしれません。
最近は高めの天井をよく設定されているのですが、
もっと低い天井の家も建ててみたい所です。
明るく広い家も良いですが。
狭い中にも広さを感じれる家も
良いんじゃないでしょうか。

No. 2012年7月10日

トイレ

2階のトイレ、
贅沢に両方付いています。
やはり男性としては
小便器があると便利です。
少々場所が限られますがねぇ。

No. 2012年7月30日

無いものは

キッチンのフロントガード。
ピッタリはまってますが、私がはめ込みました。
既製品だと限られた物しか出来ませんが
作ればよほどの事が無いかぎりは何とかなります。
見た目も、違和感無く納まり良かったです。

No. 2012年7月30日

お引渡し

本日無事引渡し。

これから長いお付き合いになります。

家は一生物ですからね。