【外観・全景】
石積の上に建てられた、もてなしの数寄屋住宅。
平屋の数寄屋の奥に、2階部分や蔵を望む、落ち着きのある外観に仕上がった。
【外観・蔵】
数寄屋の平屋超しに見える蔵は、漆喰塗りや置き屋根風の仕上げ、木製格子によって、数寄屋の雰囲気に合う繊細な印象を与える。
【玄関】
玄関を入ると、正面に上品な栃の木の飾り棚と京唐紙が出迎えてくれる。
沓脱石に杉巾木、畳など、職人の手仕事が詰まった空間に。
【玄関ホール】
落ち着きある玄関ホールには、天井に傾斜をつけた船底天井に、障子照明をあしらった。
土の中塗り、無垢板、唐紙など、伝統素材をふんだんに使用した。
【客間】
お庭を望む、お客様を迎えるための部屋。
美しい色と木目が特徴の「サペリ」の板をフローリングに使用。
格天井と間接照明によって、重厚感があり、上品な雰囲気のある空間に。
【和室】
端正な二間続きの和室。
1間半の床の間と琵琶床があり、広縁側に違い棚と書院が並ぶ、本格的な和室に仕上げた。
【書斎】
こちらはモダンな書斎に。
家具と調和するシンプルなつくりとした。
【キッチン・ダイニング】
キッチンに立つと、ダイニング越しに中庭が見える。
ステンドグラスをあしらった建具がモダンな雰囲気を醸し出す。
【リビング】
リビングからは中庭を眺められる。
テレビの裏には陶器のタイルを貼り、明るい空間に仕上がった。
【中庭】
家の中心に中庭を配置する間取りによって、各部屋へ風と光を取り入れ、自然の恵みを活かした設計に。