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実例紹介

施工事例

もてなしの数寄屋住宅

茶室を取り入れた日本の住宅様式、数寄屋建築。
格式ばらない自由なデザインが特徴で、丸太や寄木、竹など、素朴に見えて高度な職人の技術を要する自然素材が随所に光り、客人をもてなします。

職人の手作業を大切に守る、なんば建築工房の数奇屋建築。
桧、松、杉などの木材と土壁、漆喰、唐紙、吹きガラス、陶壁タイルなどの伝統的素材。
手作業と自然素材の大切さを再認識できる建物です。

数奇屋建築の美しさの裏側には、計算された構造美と大工・左官職人・建具職人・ガラス職人・唐紙職人・庭師たちの確かな技術が重なり、もてなしの数奇屋住宅になりました。

【外観・全景】
石積の上に建てられた、もてなしの数寄屋住宅。
平屋の数寄屋の奥に、2階部分や蔵を望む、落ち着きのある外観に仕上がった。

【外観・蔵】
数寄屋の平屋超しに見える蔵は、漆喰塗りや置き屋根風の仕上げ、木製格子によって、数寄屋の雰囲気に合う繊細な印象を与える。

【門】
端正な雰囲気を醸し出し、お客様を迎え入れる門。
銅板葺き屋根に地松の鏡板を用い、職人の手仕事で造られた。

【玄関】
玄関を入ると、正面に上品な栃の木の飾り棚と京唐紙が出迎えてくれる。
沓脱石に杉巾木、畳など、職人の手仕事が詰まった空間に。

【玄関ホール】
落ち着きある玄関ホールには、天井に傾斜をつけた船底天井に、障子照明をあしらった。
土の中塗り、無垢板、唐紙など、伝統素材をふんだんに使用した。

【客間】
お庭を望む、お客様を迎えるための部屋。
美しい色と木目が特徴の「サペリ」の板をフローリングに使用。
格天井と間接照明によって、重厚感があり、上品な雰囲気のある空間に。

【和室】
端正な二間続きの和室。
1間半の床の間と琵琶床があり、広縁側に違い棚と書院が並ぶ、本格的な和室に仕上げた。

【書院】
書院とは、書斎のこと。
書院障子によって、昼間の自然光でも読み書きができるくらい明るくなる。
職人の手仕事が光る、上品な書院障子・書院無垢板は、季節ごとのしつらえで雰囲気が変わる。

【書斎】
こちらはモダンな書斎に。
家具と調和するシンプルなつくりとした。

【キッチン・ダイニング】
キッチンに立つと、ダイニング越しに中庭が見える。
ステンドグラスをあしらった建具がモダンな雰囲気を醸し出す。

【リビング】
リビングからは中庭を眺められる。
テレビの裏には陶器のタイルを貼り、明るい空間に仕上がった。

【中庭】
家の中心に中庭を配置する間取りによって、各部屋へ風と光を取り入れ、自然の恵みを活かした設計に。

【 もてなしの数寄屋住宅】

設計/施工
なんば建築工房

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