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実例紹介

施工事例

塀に暮らす 中庭を囲う塀のようなコートハウス

交通量の多い主要道路に面した敷地に住まいを計画するためには、プライバシーの確保が欠かせない。しかし、道路沿いに背の高い目隠しを設けることはまちに対して威圧的であるし、なにより経済的ではない。

この住まいは、不必要な目隠しを設けることなく、建築的な操作によって快適な住まいを実現することがテーマになっている。まちと庭の境界、いわゆる本来目隠しが設けられた部分に空間を与え、まちに対しては断絶、庭に対して開放した空間とすることで、塀としての機能を果たすだけでなく、その空間は庭と一体的な豊かな空間となる。

まちの喧騒から身を守る塀の中に存在し、まちと庭の間、つまり、”塀に暮らす”家となる。

軽やかな庇とレッドシダーの仕上げがアクセントとなってシャープな印象を与えている。

【玄関】
玄関に入ると真っ先に目に入ってくる中庭。枠のない造作FIXとすることで絵画のように切り取っている。

【 塀に暮らす】 中庭を囲う塀のようなコートハウス

建物
新築/木造平屋
設計/施工
なんば建築工房
自然素材
ひのき/レッドシダー/珪藻土

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