LDKの下を駐車場とすることで、敷地面積を最大限に活かして、2階に広いLDKを実現。
玄関ドアは造作。サイズを天井や外壁と揃えることで家との一体感や広がりが生まれる。
玄関上部の窓からは山並みの緑が見え、やさしい光が差し込む。飾り棚には塗り壁を施し、訪問客をもてなすための上品な空間に。家族用の玄関を別に設けることで、きれいな状態が維持できる。
2階リビングへの階段は、階高を調整して段数を12段と少なくし、勾配も緩やかに設計。ストレスなく登り降りできる。左手奥はWICと家族用の玄関。
トラス組と呼ばれる梁を採用することで、柱を必要としない大空間を実現しながら強度を確保している。
南側と東側には丘の緑があり、大きな窓からの眺望がとてもよい。外観のアクセントにもなっている格子はプライバシーを確保、夏季の日射に一役買っている。
キッチンの背面には大容量の収納とスタディコーナーとしてデスクを造作。
寝るだけの寝室は明るさを必要としないため、1階に設けた。階高を抑えるため天井を張らずに構造現しとしている。
脱衣室とは別に設けられた、明るくゆったりとした洗面コーナー。
造作とすることで建物の雰囲気に似合った洗面にできるだけでなく、コストパフォーマンスにも優れている。