【外観】
玄関廻りには腰板や格子を施し、和を強調した。
【玄関】
通り土間を抜けて裏の勝手口へ続く。
補強の意味で取り付けた柱で、ほどよく公私を隔てられている。
【框・式台】
無垢のケヤキで丁寧に造られた式台と框。年数が経つほどに味わい深く変化するだろう。
【続き間】
続きの和室は一部をフローリングに変え、リビングとして使えるように。
建具を外すと大広間としても使える。
【碍子配線】
レトロなイメージでガイシ配線を施した。
古いままの天井板や梁に違和感なく馴染んでいる。
【ダイニングキッチン】
暗くなりがちなスペースは、天井を吹き抜けて圧迫感を軽減した。
古い丸太をあえて見せ、リビングや和室と繋がるデザインとした。
【キッチン】
可愛いサイズで無垢材のカウンターを設けた。
背面収納や棚も造作して使い勝手良く。
【設備】
ドイツ・ミーレ製の食洗機は収納量もたっぷり。
大家族の食器や調理器具も洗えて便利。
【洗面コーナー】
洗面台は通路の一角に。
収納もたっぷりで、奥に続くトイレや脱衣場がスッキリ片付く。
鏡下の棚はちょっと眼鏡を置いたりと便利に使える。
ダブルボウルにしたことで、朝の忙しい時間帯も快適に。
【子ども部屋】
ベッドも造作した子ども部屋。
壁に付けた可愛い花びらの照明もいいアクセントに。
【トラス梁】
丸太にかかる、トラス組みの梁。トラス組みは力を分散させられる頑丈なつくり。
【造作ベッド】
秘密基地のような造作ベッド。
壁にはヒノキの羽目板を貼り、いい香りに包まれて眠れる。
奥の棚にも好きなものを飾れる。
【寝室】
奥の寝室は畳敷き。
建具を開ければ広く使える。個室にしたいときは建具を閉めて。
【仕上げ】
2階の部屋は、壁も天井も天然素材の漆喰仕上げ。
下地に紙を貼った上にローラーで漆喰を塗っている。
【トイレ】
トイレは、あえて窓を設けず、天井をアール仕上げに。
色合いもシックにお気に入りの照明を吊り下げ、落ち着いた空間に。