【外観】
平屋の大屋根と格子が美しいモダン和風住宅。
妻側の矢切り部にも、玄関前と合わせた格子を大胆に。
格子下端の影が内障子に映り、部屋内からも存在を感じる。
【外観】
外観デザインと玄関部。
プライバシー確保を兼ねた格子。
【格子】
夕刻、塗り壁に映る格子の影が情緒のある雰囲気を醸し出す。
【玄関】
玄関扉上の欄間から外へ天井板が連なっており、内と外のつながりを感じるつくりに。
【リビング】
開口部には内障子を採用し、カーテン等を使わない暮らしを提案。
障子からの主張しすぎない優しい光で、普段の暮らしも落ち着いた雰囲気に。
壁は全て、珪藻土塗りで、調湿と蓄熱機能に優れる。
【ダイニング・ワークスペース】
コンパクトな暮らしの中でも、お互いの作業スペースは確保。
造作のカウンターで、全体の雰囲気を保っている。
【ワークスペース】
ご主人様はパソコン作業、奥様は小物の製作に。
障子によって、やわらかい光が手元を照らす。
【雪見障子】
内障子は雪見障子となっており、下半分を摺り上げることができる。
開けると縁側の先に見える、お隣の庭を借景に。
外からの視線を遮断しながら、開放感のある空間。
【畳コーナー】
ダイニングに併設する四畳半の畳コーナー。
お手持ちのちゃぶ台を仲良く囲うご夫婦お二人の姿が目に浮かぶ。
ご入居後、テレビを観る時間が減ったそう。
【主寝室】
無垢材の桧床と杉天井でシンプルに仕上げた。
木の香りに包まれて、ゆっくりと眠ることができる。
カーテンではなく、障子が和モダンを引き立てる。
【洗面コーナー】
職人の手仕事が盛り込まれた洗面コーナー。
カリンのカウンターに洗面器をのせ、シンプルに仕上げた。
お施主様のご要望で、2枚の板を”千切り”という手法で合わせている。