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実例紹介

施工事例

14m吹き放しのオープンデッキのある平屋住宅

伝統構法である、桔木(はねぎ)構法を採用し、柱のない大きなオープンデッキのあるお家です。
柱がないことで視線を遮るものがなく、開放感のある空間になりました。

【玄関アプローチ】
通りから玄関に向かうと、左手奥には四季折々の風景が楽しめる美しい庭が広がっている。

【外観】
日本の伝統色を意識して上品に仕上げた外壁。
材料にもこだわり、色味も質感も納得の仕上がりに。
道路に面した木製出窓とも見事にマッチしている。

【木製出窓】
職人の手仕事を活かした木製の出窓。
塗壁の仕上げにも変化をつけ、外観のアクセントになっている。

【自然との調和】
空の青や植栽の緑と外壁のやさしい色が調和している。

【玄関建具】
玄関引戸の格子は、職人技が光る兜布面(ときんめん)と呼ばれる断面が五角形になる仕上げ。昔ながらの繊細な技術で、正面から見るとまっすぐに通る稜線が潔い。
ガラス越しに見える照明器具も、京都の老舗から取り寄せたこだわりの逸品。

また、建具の真鍮パーツもすべて東京の老舗金物店のものを利用。
鍵を組み込むために建具を通常よりも厚くするなど、金物一つ一つにもこだわって建具を制作した。

【オープンデッキ】
タイトルになっている、14m吹き放しのオープンデッキ。
寺社建築に用いられる桔木(はねぎ)構法を採用することで、柱のない空間が実現した。

【桔木構法】
施工中の写真。桔木構法は、てこの原理によって屋根裏から軒先を支える構法。
最終的には天井の中に隠れてしまうが、ずらっと並んだ桔木は美しい。

【玄関ホール】
玄関を入ると、正面に赤い大津磨きの壁が出迎えてくれる。
土由来の材料をコテで何度も押さえながら滑らかに仕上げる、大津磨きの壁。高い技術を要するため、淡路島から職人を呼び寄せて仕上げた。

一面の木製窓からは光がふんだんに注がれ、明るい空間となっている。

【LDK】
室内からも庭が眺められ、四季折々の自然を感じる。

【LDK】
オーダーメイドのキッチンで、見た目と実用性を兼ねたキッチン設備が実現した。

【LDK】
桔木構法によって柱が少なく、遮るものがない、長い奥行の大空間。
幅約2mの深い軒とLDKの室内天井を水平にひと続きにすることで、室内外の一体化を強調している。

室内外を問わず子ども達に視線を配れるキッチンは、家族の日々の暮らしにも安心感を与えられる。

【庭】
LDKの正面に広がる庭は、
リビング側を「見て楽しむ高低差のある庭」
キッチン側を「子どもが遊べる平面の庭」
とテーマを分け、物語を造り出している。

【寝室】
オープンデッキに面した寝室からも、庭の緑が眺められる。

【子ども部屋】
出窓を利用した子ども部屋の収納は、見せる収納で変化を楽しむ。

【洗面スペース・トイレ】
洗面は隔てることなく、あえてリビングと繋げて実用性を重視した。
ハイサイド窓からは光と風を取り入れている。
トイレはスッキリとシンプルに、清潔感のある空間に。

【 14m吹き放しのオープンデッキのある平屋住宅】

設計/施工
なんば建築工房
延床面積
147.40㎡ (44.59坪)

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