なんば建築工房
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全国古民家情報誌じゃぱとらで「下津井宿 風待汐待」が紹介されました

こんにちは。なんば建築工房 代表の正田です。

今年7月、下津井にオープンした「下津井宿 風待汐待」も、開業からはや2か月が経ちました。
その宿が、じゃぱとら8月号で農村漁村振興交付金を活用した古民家宿として特集で紹介されました。

瀬戸内の景観と北前船の寄港地として栄えた下津井は、江戸時代~明治初期まで繁栄を極めました。
近年は漁獲量の減少や急激な人口減少によって衰退の一途を辿り、この10年間で高齢化率が23%から44%へと急増するなど、限界集落へ近づく地域になりつつあります。

下津井宿 風待汐待」は、下津井の空き家物件をリノベーションした、一棟貸しの宿泊施設です。
このような環境下で、地域の観光資源を活かし、地域活性の起爆剤としてオープンいたしました。

当社では2017年より下津井での町おこしに関わっており、現在は地域イベントや移住促進などの取り組みが積極的に行われるようになってきました。
これからの課題は、空き家の対策や利活用です。高齢化の進む下津井では、多くの空き家や空き家予備軍が眠っており、空き家相談窓口の開設やセミナーの開催で、「空き家にさせない」取り組みを進めています。

じゃぱとらでは、空き家の利活用の事例として宿の取組みが紹介されています。
興味を持っていただけ方は、ぜひ下津井にも足をお運びくださいね!